大会・講座・講演会

MR実践・先端講座

主な受講対象者:MR従事者

磁気共鳴医学では高度な技術が目白押しの状況です。MRI従事者はこれらを臨床に順次導入し、撮像を円滑に遂行するための知識,技術,経験が求められています。「MR先端・実践講座」では時宜にあったテーマを設定し、物理的基礎から撮像技術、プロトコル、診断法などの講義が行われますが、その分野のエキスパートが担当し、即実践できるような内容を目指しています。


 

 第20回MR実践講座は定員に達しましたので、募集を締め切りました。

第20回MR実践講座「Q&Aで学ぶ神経放射線診断」開催のお知らせ

 

画像診断も含めた中枢神経領域の疾患に関しての知識の集積は着実に進んでおり、年々新たな知見が積み重なっています。初学者にとっては目もくらむような膨大な知識の塊であり、どこから手をつけてよいのかわからない状態かもしれません。それで、今回の実践講座では、中枢神経領域の画像診断に関して、各領域のエキスパートの先生方に解説していただくのに際して、Q&A形式での進行をお願いしました。それぞれの項目に関して、具体的な質問を設定することにより、学ぶべき事項の焦点が定まり、より理解が深まると思われるからです。
すでに先生方には準備をしていただいていますが、各項目に関して疑問・質問がある方は、9月中を目処にmrjissen2016@gmail.comに質問を送っていただければ講師の先生方に転送いたします。ただし、”Q”として採用するかどうかは講師の先生方にお任せしますので、講演では取り上げられないこともある点をご了承ください。初冬の一日、どうか楽しんで神経放射線診断を勉強してください。


主 催:日本磁気共鳴医学会教育委員会
日 時:平成28年12月10日(土)
場 所:ベルサール九段[〒102-0073東京都千代田区九段北1-8-10 TEL: 03-3288-2441、東西線、半蔵門線・新宿線「九段下駅」下車、徒歩3分]  

申込要領・受講申込書はこちら

《プログラム》


  9:55
~10:00     開会の挨拶
田岡 俊昭(教育委員会・名古屋大学)

10:00
~10:40     血管疾患
山田    (京都府立医科大学)
本講演では日常診療で使用される脳血管障害の画像診断(特にMRI)を主題としてQ&A形式の解説を行う。まず冒頭ではMRの基礎的事柄を述べ、その後により進んだ手法に関して紹介する。後半で紹介する最新技術の一部としては灌流画像やOEF画像、さらにDKIや温度測定を予定している。

10:40
~11:20     てんかん
中田 安浩(東京都立神経病院)
てんかんを来す疾患は非常に多岐にわたるが、今回は特に側頭葉てんかんに関連した疾患群(海馬硬化症、側頭葉尖端部白質病変、けいれん後脳症、扁桃体腫大など)について述べる。典型的な画像所見を提示し、読影の際の注意点についても言及する。

11:20
~12:00     脳脊髄液動態
井田 正博(荏原病院)
臨床において脳脊髄液動態が関連する疾患として、低髄液圧症候群(脳脊髄液減少症)と正常圧水頭症がある。これらの病態とMR診断法について解説する。さらに最近話題のglymphatic systemや髄膜のリンパ系および脳の老廃物の排除機構、さらにアルツハイマー病や睡眠との関係についても解説する。

12:00
~13:00     休憩(ランチョンセミナーは開催されません

13:00
~13:40     頭部外傷のMRI
若田 ゆき(兵庫医科大学)
頭部外傷の急性期画像診断の第1選択はCTである。しかしMRIは亜急性期から慢性期頭部外傷においてCTでは検出できない病態を描出できる。近年の話題である脳震盪後の軽度脳障害及び慢性期頭部外傷のMRI画像を含め解説する。

13:40
~14:20     変性・代謝疾患の画像診断
大場   洋(帝京大学)
神経変性疾患、先天代謝疾患は共通する事項も多く、最近では一括りに論じられることが多い。非常に多くの疾患が含まれ基本的には病理診断や遺伝子診断などで確定診断される疾患群であるが、特徴的な画像 所見を呈する疾患も多く、画像から病理・遺伝子診断に迫れることもある。この講演ではQ&A方式で、特定の疾患に一対一対応する画像所見、ある程度鑑別疾患が絞れる画像所見について解説したい。

14:20
~15:00     脱髄疾患
三木 幸雄(大阪市立大学)
代表的な脱髄疾患である、多発性硬化症 (MS)・視神経脊髄炎関連疾患 (NMOSD) ・急性散在性脳脊髄炎(ADEM) について、新しい診断基準にも触れながら、MRI像の特徴および最近のトピックスについて述べる。

15:00
~15:20     休憩

15:20
~16:00     腫瘍
鹿戸 将史(山形大学)
脳腫瘍の画像診断では、CTおよびMRIが重要なモダリティである。特に、MRIは必要不可欠なツールとなっている。ルーチンのMRI画像でも、その画像的特徴をつぶさに捉えることにより、かなり正確な術前診断をすることが可能である。本講演ではそのコツを解説する

16:00
~16:40     小児
相田 典子(神奈川県立こども医療センター)  
CT被ばくによる発がんリスクの増大から、小児MRIの重要性はますます大きい。鎮静リスクもあるので、小児脳の特性(成長発達に伴う正常像の変化、適切なシーケンスの選択、小児特有の疾患の知識)をよく理解して、十分な診断情報を得ることが必要である。

16:40
~16:45     閉会の挨拶
*脳脊髄液動態(井田先生)と血管疾患(山田先生)の講演の順番が変更になりました。
 
 

 過去の記録
 2015年
第19回MR実践講座(2015年12月12日開催)

2014年
第18回MR実践講座(2014年12月13日開催)

2013年
第17回MR実践講座(2013年12月14日開催)

2012年
第16回MR実践講座(2012年12月8日開催)

2011年

第15回MR実践講座(2011年12月10日開催)

2010年
第14回MR実践講座(2010年12月11日開催)

2009年
第13回MR実践講座(2009年12月12日開催)
2008年
 第12回MR実践講座(2008年12月13日開催)  

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