大会・講座・講演会

MR実践・先端講座

主な受講対象者:MR従事者

磁気共鳴医学では高度な技術が目白押しの状況です。MRI従事者はこれらを臨床に順次導入し、撮像を円滑に遂行するための知識,技術,経験が求められています。「MR先端・実践講座」では時宜にあったテーマを設定し、物理的基礎から撮像技術、プロトコル、診断法などの講義が行われますが、その分野のエキスパートが担当し、即実践できるような内容を目指しています。

 

 

第24回MR実践・先端講座「Advanced neuroimaging」開催のお知らせ

これまでT1、T2強調像などの形態・コントラスト、造影能などの視覚的評価によって疾患診断が行われてきたが、MRIは視覚的評価では認知できない情報を豊富に含んでいる。さらに頭部領域は呼吸性移動や心拍動の影響が比較的少ないこと、機能統合および局在探求のために先進的撮像法が最も早く応用される臓器の一つである。本講座では中枢神経に応用されている先進的撮像方法やその解析結果について第一線でご活躍の先生方に御講演いただく予定である。

主 催:日本磁気共鳴医学会教育委員会
日 時:
2020年12月12日(土)
場 所:web開催

 

  申込要領・受講申込書はこちら

                                                                                 《プログラム》

  925  930  開会挨拶
阿部 修(教育委員会・東京大学)

  9301010     Multi-Parametric Quantitative MR Imaging
藤田翔平(順天堂大学)
Multi-Parametric Quantitative MRIT1T2値といった複数の定量値を高速に取得する技術である本講演ではMR fingerprintingおよびSynthetic MRIの基礎的原理臨床応用を概説するまた急速に進歩する本領域における最新の動向にも触れたい

10101050     Structural imaging analysis
渡邉啓太(産業医科大学)
Structural imaging analysisvoxel based morphometryを始め,様々な解析手法がneuroimagingの解析の定番となった一方で,未だに解析手法の進化は続いている。本講義では、近年の解析手法の流行を紹介するとともに、多くの研究成果が出ているにも関わらず、臨床応用が十分に 進んでいない現状について解説する。

10501100     休憩

11
001140     fMRIの基礎
福永雅喜(生理学研究所)
fMRIによる脳活動の観察には,洗練された課題デザイン(安静時を含む)と適切な解析方法の 選択,これらを想定した計測パラメータ設定が必要となる.本講演では,fMRIの実施に必要な 一連のワークフローを概説する.

11
401220     Advances and Challenges in fMRI
雨宮史織(東京大学)
fMRIは主要な非侵襲的脳機能(局在)評価法であるが,臨床応用としての確立は外科手術前マッピングにほぼ限定される.fMRI技術的困難の克服は,神経科学の発展・臨床応用いずれの 観点からも重要な課題であり,今度の展望を含め近年の試みを紹介する.

12
301310     Glymphatic system仮説MRによる可視化への道
長縄慎二(名古屋大学)
ゲルベ・ジャパン共催セミナー
脳老廃物排泄機構としてGlymphatic systemという仮説が提唱されている.この活動は睡眠と関連し,機能不全は,アミロイドβなどの異常蛋白の蓄積につながるとされる.最近のMRIによるこの機構の可視化についての様々な試みについて概説する.

13
201400     Quantitative Parameter Mapping(QPM)の特徴と新しい組織コントラストマップの応用
原田雅史(徳島大学)
Synthetic MRIであるQPMは,3Dのグラディエントエコー法を用い定量値を算出し,定性及び定量画像を作成する手法である.SE法による方法と比べると,磁化率やTOF効果を得ることができ,組織特異的なコントラストマップも作成可能である.QPMの臨床有用性と将来性について解説する.

14
001440      ASL潅流画像の現状と課題:CBF定量への取り組み
木村浩彦(福井大学)
ASLによるCBF定量は可能とされているが,様々な病態や限られた臨床の検査時間内で可能だろうか?講演では定量化のための問題点をとりあげ,臨床で供される画像を交え,現在行われている工夫や解決策,将来にむけた取り組みについても述べる.

14
401450     休憩

14
501530     QSMの基礎と臨床応用
東美菜子(宮崎大学)
QSMは,MRIの位相画像から局所の磁化率を算出する手法である.QSMの基礎的原理や中枢神経領域での臨床応用について概説する.

15
301610     拡散MRIによるコネクトーム解析
鎌形康司(順天堂大学)
近年,神経細胞間の詳細な接続状態を表した地図を表すコネクトームの解明に注目が集まっている.本講演では主に拡散MRIトラクトグラフィに基づくコネクトーム解析に焦点を当て,そのコンセプト・解析手法・臨床応用について概説する.

1610~            閉会の挨拶

 


過去の記録
2019年
第23回MR実践講座(2019年12月15日開催)
2018年
第22回MR実践講座(2018年12月8日開催)
2017年
第21回MR実践講座(2017年12月9日開催)

2016年
第20回MR実践講座(2016年12月10日開催)

2015年
第19回MR実践講座(2015年12月12日開催)

2014年
第18回MR実践講座(2014年12月13日開催)

2013年
第17回MR実践講座(2013年12月14日開催)

2012年
第16回MR実践講座(2012年12月8日開催)

2011年

第15回MR実践講座(2011年12月10日開催)

2010年
第14回MR実践講座(2010年12月11日開催)

2009年
第13回MR実践講座(2009年12月12日開催)
2008年
 第12回MR実践講座(2008年12月13日開催)  

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