大会・講座・講演会

MR実践・先端講座

主な受講対象者:MR従事者

磁気共鳴医学では高度な技術が目白押しの状況です。MRI従事者はこれらを臨床に順次導入し、撮像を円滑に遂行するための知識,技術,経験が求められています。「MR先端・実践講座」では時宜にあったテーマを設定し、物理的基礎から撮像技術、プロトコル、診断法などの講義が行われますが、その分野のエキスパートが担当し、即実践できるような内容を目指しています。


 

第18回MR実践講座「躯幹部MRI画像診断up date2014」開催のお知らせ

近年のMRI技術の進歩は目を見張るものがあり,装置の高速化,高性能化に伴い,多くの撮像技術が施行可能となりつつあります.それに伴い,画像診断におけるMRIの役割も増加してきています.今回の実践セミナーでは,躯幹部領域の各分野において,最先端の疾患の知識をもとに,MRI撮像技術の工夫や画像診断テクニックを各講師の先生方にご講演頂きます.講師は,最前線でやっておられる先生方にお願いしました.ランチョンセミナーは,増井孝之先生に「躯幹部領域における最新MRI」というタイトルでお話をいただきます.タイトなスケジュールではありますが,1日で躯幹部MRI画像診断がup dateできるように企画いたしました.一日楽しんで勉強していただければ幸いです.

主 催:日本磁気共鳴医学会教育委員会
日 時:
平成26年12月13日(土) 
場 所:ベルサール九段[〒102-0073東京都千代田区九段北1-8-10 TEL: 03-3288-2441、東西線、半蔵門線・新宿線「九段下駅」下車、徒歩3分]

  

 申込要領・受講申込書はこちら


 

《プログラム》
 9:55~10:00 開会の挨拶 近藤  浩史(教育委員会・岐阜大学)

10:00~10:35 腎・尿路腫瘍におけるMRIの有用性
陣崎  雅弘(慶應義塾大学)
腎・尿路の評価においてMRは必ずしもルーチンに用いられる検査ではないが、適切に用いることで有用な情報を提供する。本講演では、腎・尿路疾患の鑑別診断や病期診断におけるMRの有用性と読影のポイントについて解説する。
 
10:35~11:10 前立腺MRIガイドラインと前立腺癌診療
楫    靖
(獨協医科大学)
2012年ESURより「前立腺MRIガイドライン2012」が発表された。その中の所見記載法PI-RADSに関する論文が次々と出版されている。本講演では撮像法を含めたガイドラインの内容を紹介し、MRIがどのような点で診療に貢献できるのか述べる。

11:10~11:45 精巣 
松尾義朋(イーサイトヘルスケア)
MRIの優れた組織間コントラストは精巣病変の診断に極めて有用である。ただし、画像診断のファーストチョイスは超音波検査であり、MRIは更なる精密検査の目的で行われる。精巣腫瘤や急性陰嚢痛など精巣病変が疑われる症例におけるMRIの役割と診断ポイントについて概説する。

11:45~12:00 休憩  

12:00~12:40 ランチョンセミナー:エーザイ㈱
躯幹部領域における最新MRI 
増井孝之
(聖隷浜松病院)
3T装置を用いての躯幹部領域の検査は、日常臨床として定着し、新しい技術も次々と取り入れられている。DWI, 造影ダイナミック検査、MRA等について、比較的新しい技術を用いた撮像法や得られた臨床画像を紹介する。  

12:40~13:00 休憩
13:00~13:35 肝のMRI診断 

五島  聡
(岐阜大学)
肝の画像診断においてはMRIが中心的な役割を担っており、非造影撮像やEOBプリモビスト造影を組み合わせることで、肝腫瘤や肝実質の組織構成を知ることができる。本講演では肝の画像診断に必要な撮像プロトコール読影および鑑別のポイントについて解説する。

13:35~14:10 胆・膵疾患のMRI診断 
福倉良彦(鹿児島大学)
MRIは、胆膵の評価において超音波やCTで得られない多くの情報を提供しうるが、至適な撮像の選択と有益な画像情報の抽出を行い、臨床に反映させることが重要である。本講演では自由水・脂肪・石灰化・分子拡散などのMR画像情報が診断に有用な胆・膵疾患の画像所見を中心に述べる。 

14:10~14:45 MRIを用いた消化管評価 
古川  顕(首都大学東京)
MRIは断層画像であるため、消化管の内腔情報に加え、消化管壁、腸間膜・腹膜、血管などの情報をもたらす。MRIは、複数のパラメータを有して軟部コントラストに優れ、また、被曝がないためシネ画像などの長時間撮像が可能である。臨床例を示しながら、MRを用いた消化管疾患へのアプローチを紹介する。 

14:45~14:55 休憩

14:55~15:30 乳房MRIの読影実践
佐竹弘子
(名古屋大学)
乳房MRIの目的は良悪性診断や広がり診断であるが、最近では術前化学療法の効果判定にも活用されている。本講では、これらの検査目的に応じて、乳房MRIの読影法の実際について、BI-RADS-MRI2013年版の所見用語を用いた解説を行いたい。

15:30~16:05 子宮・卵巣 
竹内麻由美(徳島大学)
女性骨盤部の診断においてMRIは中心となるモダリティであり、様々な撮像シーケンスを適宜追加することにより、詳細な組織の評価や機能診断が可能となる。本講演では臨床における撮像時の注意点や診断のポイントとピットフォールについて概説する。

16:05~16:40 心臓MRIの撮影法と臨床的有用性 
森田佳明(国立循環器病研究センター)
心臓MRIは心機能評価や心筋傷害の診断に優れ、臨床的有用性も多く報告されている。一方で、動き(心拍動や呼吸)の影響や長い検査時間などの問題もあり、期待されるほど普及していない。本講演では心臓MRIの臨床利用について最近の話題や問題点を含めて解説する。

16:40~16:45 閉会の挨拶
 

 

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