2024年5月にシンガポールで開催されたISMRM(International Society for Magnetic Resonance in Medicine：国際磁気共鳴医学会)において、東邦大学放射線科教授の堀正明先生がSenior Fellowに選出されました。
https://www.ismrm.org/24m/fellows/

受賞理由は" For significant contributions to the clinical application and validation of advanced diffusion MRI techniques for brain and spinal cord disorders"です。堀先生はdiffusion MRIの専門家として、diffusion tensorを含めた従来法に加えてadvanced diffusion MRIとしてkurtosis imaging、q-apace imaging、neurite orientation dispersion (NODDI)法、 Oscillating gradient spin echo (OGSE) 法、double diffusion encoding (DDE)法等に精通され、その脳脊髄疾患への臨床応用を行いこの分野の発展に貢献されてきました。論文業績や引用実績に加え、長年にわたるISMRMでの活動実績(プログラム委員、座長、教育講演、Journal of Magnetic Resonance Imaging編集委員、130を超える一般演題の演者/共同演者など)が総合的に評価されております。

日本磁気共鳴医学会では、堀先生のFellow選出を記念して、日本磁気共鳴医学会雑誌上において特別寄稿を予定しております。

順天堂大学医学部附属順天堂医院　放射線科　萩原彰文