一般社団法人 日本磁気共鳴医学会

学会について

理事長挨拶

最終更新日: 2026年9月17日New!

このたび、一般社団法人日本磁気共鳴医学会第20代理事長を拝命いたしました、東邦大学医療センター大森病院の堀 正明です。歴史と伝統ある本学会の理事長を務めることとなり、その責任の重さに身の引き締まる思いです。

日本磁気共鳴医学会は、MRI・磁気共鳴医学の発展とともに歩み、臨床医学のみならず、基礎医学、物理学、工学など幅広い分野の研究者、診療放射線技師、企業の方々など、多様な背景を持つ会員が集う学際的な学会として発展してきました。この多様性こそが、本学会の大きな特徴であり、強みであると考えています。

私自身、大学院では造影MR angiographyを研究テーマとし、そこを出発点として、現在まで放射線科医としてMRIを用いた診療、研究、教育に携わってきました。また、本学会ではこれまでMRMS編集長や国際交流副委員長をはじめ、さまざまな活動に関わる機会をいただきました。その中で、分野や職種、世代を越えて人と人がつながることが、磁気共鳴医学の新しい発展につながることを実感してきました。
今後2年間、歴代理事長ならびに会員の皆様が築いてこられた基盤を大切にしながら、特に次の3点を意識して学会運営に取り組みたいと考えています。
 
第一に、研究を支え、次世代につなげることです。
MRIの技術は絶えず進歩しています。新しい技術を育て、科学的に検証し、臨床へとつなげていくとともに、若手研究者が自由に挑戦し、施設や専門領域を越えて交流できる環境をさらに充実させたいと考えています。同時に、長年にわたり本学会を支え、磁気共鳴医学の発展に大きく貢献されてきた先輩方の知識や経験を、次の世代へと受け継いでいくことも重要です。世代交代を進めながらも、経験豊かな会員の皆様が引き続き学会に関わり、世代を越えて学び合える場を大切にしていきたいと思います。
 
第二に、本学会の学際性をさらに生かすことです。
臨床医、診療放射線技師、基礎研究者、理工系研究者、企業など、それぞれ異なる専門性を持つ会員が互いに学び、それぞれの立場から議論することで、新しい磁気共鳴医学が生まれます。多様な人々が集い、交流できる学会であり続けたいと思います。
 
第三に、日本の磁気共鳴医学を世界へ発信するとともに、その成果を臨床と社会へ還元することです。
国際学会や海外の研究者との交流、学術誌を通じた情報発信をさらに進めるとともに、MRIの安全性や教育にも継続して取り組み、研究成果を日々の診療に結びつけていくことも本学会の重要な使命です。
 
MRIには、まだ多くの可能性があります。そして、この分野の魅力は、新しい画像や技術に出会ったときの驚きや、それを仲間と議論する楽しさにもあると思います。MRIが好きな人たちが、職種や専門、世代を越えてここで話したいと思える学会であることを大切にしたいと思います。
理事・監事、各委員会の皆様、そして会員の皆様とともに、磁気共鳴医学と本学会のさらなる発展に努めてまいります。皆様の積極的なご参加とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
 
一般社団法人 日本磁気共鳴医学会 理事長   
  堀 正明(東邦大学医療センター大森病院)              

歴代理事長

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